January 2011

January 26, 2011

3月関東例会

3月の関東例会のご案内です。

ご注意! 
3月はカフェミヤマ渋谷公園通り店です。
お間違え無いようにお願いいたします。★

3月6日(日)午後2〜5時
会費:700円+飲み物代
カフェミヤマ渋谷公園通り店・地下マイスペース

3月は、2010年ベスト5の集計・発表を行います!

もちろん、恒例の「SR大賞」も。。

東京例会についてのお問い合わせは、
阿部までご連絡をお願いします。


sr5520070318 at 15:22|PermalinkTrackBack(0)clip!関東例会案内 

January 25, 2011

2月関西例会

SR関西の2月例会の案内です。

日時;平成23年2月20日(日) 13:30〜
場所;吹田市立勤労者会館
  JR吹田駅 南東徒歩約三分
 TEL 06-6382-9121
※JR吹田駅2F中央出口改札抜けた構内に地図があります
会費;100円程度(会場代)
内容;「SRマンスリー新春号発送」「ゲーム」「最近読んだ本の品評会」
   「SRの10冊の選定」など
※例会終了後、希望者のみ二次会を予定しています(費用3000円程度)
 二次会のみの参加もOKです
皆様のご来場をお待ちしています。



sr5520070318 at 15:01|PermalinkTrackBack(0)clip!関西例会案内 

January 20, 2011

『月と蟹』直木賞!


2007年に行われた、SRの会55周年記念大会にゲストで
講演いただきました道尾秀介さんが、
『月と蟹』で第144回直木賞を受賞されました。
心よりお祝い申し上げます。

月と蟹月と蟹
著者:道尾 秀介
文藝春秋(2010-09-14)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


sr5520070318 at 12:15|PermalinkTrackBack(0)clip!お知らせ 

January 19, 2011

関西例会報告(2010年12月)

前半(文責・本多良隆)
12月12日、今日は下の娘の誕生日である。しかし、SR関西・神戸例会の日でもあるのだ。ははは、何ともめでたいことである。
 朝、目をさまして家族の朝食兼昼食を作る。今日は気合を入れてオムレツを作る。いいお父ちゃんである(自分で言うな!) 皿洗いを終え、TVのNHK将棋対局を途中であきらめて神戸へ向かう。神戸の古本屋で時間をつぶしていると黒木さんに出会う。その後、ジュンク堂で目当ての新刊書を探したが見つからず、失意のまま会場へ。報告者が4人目の参加者であった。
 まず、今年のベストについて、田村会長の作成した「このミス」「早ミス」「文春ベスト」「本格ベスト」の一覧表を見ながらワイワイがやがや。「どのベスト選出もあんまり差がなくなってきたなあ」ということが改めて実感される。というようなことを雑談しているうちに14時になったので、まず、SRの10冊について議論を開始する。
 当初、次のSRの10冊は、「新春号なのでおめでたい話を」ということから「おめでたいミステリの10冊」を選定する予定だったが、いつの間にか(特に報告者のこだわりで)「結婚の10冊」に変質してしまった。これは「折角だから10作ともおめでたの内容を変えた方が格好良い(結婚・出産・入学・卒業などなどを一つずつ)」にもかかわらず、「結婚に関するミステリの比率が高くなりそうだった」ことから、「それならいっそ10冊とも結婚に関するミステリにしよう」という観点からの変更である (いったい何をこだわっているやら)
 ともあれ、欠席者を含めて10冊の選定と執筆分担が決まった。折角だから、次々回(2011年6月)、次々々回(2011年10月)、次々々々回(2012年2月)の10冊も決めてしまう。何と遠大な計画であろうか。さすがはSRである。
 引き続き、SR60周年記念大会の金策案の検討に入る。結局、会員のみなさんに寄付をお願いすることになるのであるが、会員所有の古書を提供していただき、それを売却することにより利益を得ようという作戦である。これは、関係者の了承を得てから、主旨や手順をSRマンスリーに掲載する予定。
 次に、いつものように最近読んだ本の品評会。複数の人に評判が良かった作品は、『陸軍士官学校』『叫びと祈り(の一部)』『隻眼の少女』『ロードサイド・クロス』というところだったが、○も多かった。だとすると今年は結構豊作の年だったといえるかもしれない。来年のSRベスト選出が楽しみである。
 本来ならば、ここからが本番であるのだが、報告者は娘の誕生バーティのために中座した。二次会もルミナリエもパスである。あああああ、残念。

後半(文責・野村恒彦)
 ああああ、残念と本多氏は帰宅されたが、我々は2次会会場であるJR元町駅近くの飲み屋に移動する。 アルコールを飲みながらミステリ談義にふけるというのが建前だが、前半は旅行の話ばかりしていた。四国の祖谷、東北地方の温泉、三陸で美味しい魚が食べられるところ等々、皆さんの蘊蓄がかたむけられた。この頃になると筆者の舌も回らなくなってきて、ただただグラスの酒を飲み続けるという状況になった。
 このまま2次会が終了するかと思われたが、さすがはSR、ミステリの話に戻ってまたまた盛り上がったのである。クロフツの「樽」の話になって、「樽」の影響を受けた作品の題名をあげていったのだが、突然「「樽」の10冊」はどうかという動議が出され、可決されたのであった。現時点では10冊の題名は埋まっていないので、どうなるかはわからないが、皆さん覚悟をしておいて下さい。
 2次会終了後、筆者1人でルミナリエを見に行った(井ノ口さんも参加される予定だったが、バスの時刻に間に合いそうもないのでパスということになった)。実は筆者は毎年ルミナリエを見に行っているのである。最近は物凄い人出でゆっくり見られないのが残念であるが、この時ばかりは震災のことを思い出してしまうのであった。来年も無事開催されるよう、募金をしたのは言うまでもない。
 その後馴染みの店に行ったが、何と休みだった。充分ヘベレケになっていたので、そのまま地下鉄に乗って帰宅したのであった。


sr5520070318 at 12:10|PermalinkTrackBack(0)clip!例会レポート 

関西臨時例会報告(2010年11月)

11月14日、今日はSR関西の臨時例会である。例会常連の長老、山澤晴雄さんが遠出が難しくなったので、山澤さんのご自宅の近所で例会を実施、初期SRの思い出などゆっくりお話してもらおうということとなり、紆余曲折(は大してなかったが)の結果、平野区での開催となったのである。
 朝、10時過ぎに家を出る。家内から渡された探求本リストをポケットに入れ、関大前のBOOK-OFFを経て坂道を登り、久しぶりに緑地公園の天牛書店へ行く。その後、江坂から地下鉄を乗り継いで喜連瓜破駅へ。報告者は、生まれてこの方ずっと大阪住まいだがこのあたりには初めて来たことになる。喜連瓜破駅のそばにはBOOK-OFFがあることを事前に調べていたのでまずそちらへ向かう。思ったよりも広い店で、ここでも探求本をゲットする。既にリュックが一杯な状態になっていて重い。
 山澤さんに選んでいただいた臨時例会の会場は、駅のそばのイオンの1Fの喫茶店で、行ってみると山澤さんが娘さんと待っておられた。娘さんには今回の外出にもご尽力を頂いたようで、大変ご迷惑をおかけすることになった(生駒からよく来られるそうである。やはり持つべきものは娘であると納得する)。誠に申し訳ないことである。
 インタビュアーの井ノ口さんの到着を待って、山澤さんにインタビューを行う。まず、昭和20年代後半から昭和30年代中頃にかけての山澤さんの思い出話を伺う。この時代はKTSC(関西探偵作家クラブ)とSR関西とは入り乱れた時代であったようである。当時のSRは、同人誌の“密室”が活動の場であったようで、同人もセミプロの方が多く、両者がオーバーラップしていたのだろう。その後、歴史は動き、「田村さんのSRへの参加(竹下前会長に引きずりこまれた?)」→「SRマンスリーの発刊開始」→「『密室』の廃刊」となる。この時期に『密室』のライター(SRの会の主要メンバー)が大きく変わったことが改めて認識される。この時期のSRの動向を含む本日の貴重なお話はICレコーダーに記録、今後SR60周年記念企画とも連携し、何らかの形で会員に報告される予定である。暫しお待ち下さい。
 その後、山澤さんは一旦SRを離れ、『本格推理』に投稿したころにSRに復帰され現在に至っている。なお、仕事の都合で欠席された谷口編集長から電話があり、山澤さんに60周年記念大会での犯人当ての執筆依頼があったことをここに記しておこう。犯人当ての題名は決まっており、「密室2012」である。皆さん、乞うご期待。あと1年半です。
 で、一応は例会なので最近読んだ本の品評会を実施。評判が良かったのは『悪の教典』『隻眼の少女(今年のSRベスト1の呼び声!)』『往復書簡(もちなおした!)』など。鮎川哲也賞も話題に上がった(評価は…)
 といっているうちに山澤さんの娘さんがお迎えに来られたので、山澤さんが退場(娘さま、どうもありがとうございました。お手数をおかけしました)。 残った人間で二次会の時間までダベリング。結局、コーヒー一杯で三時間も粘ってしまったが、文句一つ言われなかった。良かった。いい店である。
 二次会は、天王寺に移動して適当な店を捜し、本当に適当な店が見つかった。最初の一杯はタダ、味もまあまあ、単価は安いというコストパフォーマンスに優れた店だった。贔屓にしたい(が、次に天王寺に行くのは何時だろうか??)。会話の内容はいつものようによく覚えていないが、60周年記念例会の前日は、大阪・天神橋筋の古本屋行脚にしようとの案が提案された。楽しみである。
 散々飲んだ後に、各自解散。報告者は天王寺のBOOK-OFFに行き、探求本をゲットして帰宅の途についた。
文責・本多良隆


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